Servisphere
AWS Glue のアイコン(AWS Architecture Icons)

AWS Glue

Serverless ETL と data catalog

serverless のデータ統合サービスです。crawler が schema を自動で読み取って Glue Data Catalog に登録し、Spark/Python で動く ETL job がデータをクレンジング・変換します。

  • コスト$$ ふつう
  • 難易度●●●●●
  • 未使用でも課金?いいえ
  • サーバーレス
  • 出題試験SAA · DVA

範囲: Regional

Glue をマップで開く →
たとえるなら本の目録を作りながら、本棚の整理もしてくれる司書のようなものです。

いつ使う?

✓ 使うべき場面

data lake/warehouse への ETL を行い、Athena、Redshift、EMR で共用する metadata catalog が必要なとき。

✗ 避けるべき場面

Spark cluster を完全にカスタマイズしたい → EMR。real-time ストリーム → Managed Service for Apache Flink。

よくある使い方

  • crawler による S3 データのテーブル作成
  • CSV から Parquet への変換
  • Athena と共用する catalog

料金はいくら?

  • 課金方式: ETL job は DPU 時間(秒単位)で課金されます。Data Catalog は保存した object の数と free tier を超えた request に応じて課金されます。
⚠️ 料金の落とし穴

worker を多く設定しすぎたり、crawler を頻繁に実行しすぎたりすると DPU 時間が膨らみます。

料金は us-east-1 の参考値(2026年10月14日 更新)で、変更されている可能性があります。必ず AWS の料金ページでご確認ください。

💡 試験のコツ

「サーバーレス ETL で、スキーマを自動検出して Athena や Redshift Spectrum 用のデータカタログを作成」なら AWS Glue、「Spark/Hadoop クラスターを深くカスタマイズ」なら EMR、「複雑な変換なしでストリームを S3 に届ける」なら Data Firehose を選びます。

よくある質問

Glue と EMR の違いは?

Glue はサーバーレスで、ETL ジョブを定義すると AWS がリソースを用意し、実行時間に応じて課金され、クラスターの管理は不要です。EMR は Hadoop/Spark などのクラスターを完全に制御・チューニングできますが、管理の手間が増えます。通常の ETL は Glue、特殊なフレームワークや細かな制御が必要なら EMR を選びます。

Glue Data Catalog とクローラーは何のためのものですか?

Data Catalog は、テーブル名、列、データ型、S3 上の場所などを保持する中央のメタデータストアです。クローラーはソースデータをスキャンしてスキーマを推定し、カタログのテーブルを作成・更新します。Athena、Redshift Spectrum、EMR が同じカタログを使うため、スキーマを一度定義すれば複数のツールで利用できます。

Glue ジョブを再実行すると同じデータが重複処理されますか?

ジョブブックマークが処理済みの範囲を記憶するため、次回の実行では全データを読み直さず新しいデータだけを処理します。Glue は Kinesis や Kafka から読み取るストリーミング ETL にも対応しています。課金は処理能力 (DPU) と実行時間に基づくため、小さく無駄のないジョブほど安くなります。

関連サービス

SAA-C03 対策

Glue は次の対策モジュールで扱っています:

Glue をマップで開く →